ゼミの時間

寺子屋は二部制になっており、内山先生のお話の時間の前に、「ゼミの時間」を設けています。

「ゼミの時間」とは、発表者の活動やお仕事をお話していただく時間のことです。

その活動やお仕事を通して、発表者のみえている世界を共有していただいて、参加者との意見交換をしています。

※チケットをご購入いただければ、内山節先生のお話とゼミのお話とを両方ご視聴いただけます。

ご希望の方は、事務局へご連絡ください。

2024年度

第1回(4月7日)

2023年度

第1回(4月2日)

「コミュニティづくりをしてきて、いま、辿り着いているところ 〜飯山での番外編の序章も兼ねて〜」

谷口起代さん
2020年4月、寺子屋がオンライン化したのをきっかけに運営事務局をしています。2011年に立教、社会デザイン研究科へ。内山先生の元で博士論文(共創概念の研究―ヘルスプロモーションの思想と実践)を書きました。精神保健福祉士、公衆衛生学修士、社会デザイン学博士。

※後日視聴の方はこちらから

http://baohiraku.com/2023-4/



第2回(5月21日)

『座禅の時間』

藤木隆宣さん

1967年3月駒澤大学仏教学部卒業、 1967年4月~1968年3月永平寺安居(修行) 福井県立福井農林高校非常勤講師、財団法人全国青少年教化協議会、 友人と株式会社パンタカを経営、その後1982年に仏教企画を創立して現在に至る。 現在、社会福祉法人輝雲会理事長(保育園2ヶ所、児童養護施設1ヶ所を運営) 永正寺、日庭寺の住職

※後日視聴の方はこちら

http://baohiraku.com/2023-5/


第3回(6月18日)

僕の「立石物語」

塔嶌麦太さん

1995 年生まれ。明治学院高校卒。昭和の風情が残る東急目蒲線(現・目黒線)西小山駅近 くの長屋アパートで育つ。高校在学中、反原発デモなどをきっかけに政治・社会・哲学 に関心を強め、その流れで米屋開業を志す。高校卒業後は母の地元葛飾区へ引っ越し、 立石駅周辺の再開発反対運動に携わりつつ、地元の米屋・越中屋の従業員として修業中。

※後日視聴の方はこちらから

http://baohiraku.com/2023-6/


第4回(7月9日)

『共同体デザイン序説』
– ハレとケ、ケガレという習俗を切り口として-

古川隆さん

1957年(昭和32)生まれ。福島県川俣町出身。東京農業大学農学部卒。郷里の町役場に入職。民間企業に転職。宮城大学に転職。東日本大震災3.11を経験。被災地の人々の葛藤を目の当たりにし、近現代の政策過程に疑問を抱く。定年退職後は、フリーランスの政策デザイナー。2017年頃、内山哲学に理論的支柱をもとめた、『政策過程論』(草稿)をまとめる。現在、主に自治体政策の立案支援のほか、共同体の歴史的な変遷に関心をもち、その調査研究や実践的なデザインに取り組んでいる。

※後日視聴の方はこちらから。

http://baohiraku.com/2023-7/


第5回(9月3日)

『「okatteにしおぎ」と私・・・東京のコモン「偽実家」の「偽祖母」として』

竹之内祥子さん

コモンキッチン・スペース&シェアハウス「okatteにしおぎ」オーナー。(株)コンヴィヴィアリテ代表取締役。

1956年生まれ。2015年、自宅をリフォームし、「okatteにしおぎ」をオープン。翌年、okatteで起こっていることがあまりにも面白くて研究したくなり、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に入り、okatteを事例にコモンズ論で論文を書く。

大学院在学中に内山先生の授業を受け、上野村合宿に参加。寺子屋は永正寺開催になってからの参加。コモンズと共同体を都市の消費社会の中でどう蘇生していけるか模索中。

プライベートでは自死遺族であり、90歳の母、ひきこもり気味の娘と暮らす、膵臓癌経験者でもあります。

※後日視聴の方はこちらから。

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第6回(10月1日)

対話の時間

http://baohiraku.com/2023-10/


第7回(11月12日)

『仏さまといっしょ』

木原 祐建さん

1978年生まれ。神奈川県綾瀬市出身。サラリーマン家庭に生まれ育つ。 法政大学社会学部を卒業後、2005年に光明寺の寺院内オープンスペース「神谷町オープンテラス(通称お寺カフェ)」の立ち上げに参加。ご縁に導かれ、2009年に得度。現場の長「店長」として来訪者のおもてなしや、お寺などでお話を伺う「傾聴」などの活動を行う。 著書:『神谷町オープンテラスの おもてなしお寺スイーツ12ヶ月』(河出書房新社)など。

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第8回(12月10日)

「シモキタ園藝部~街中の里山共同体、あるいは幸せな再開発~(仮)」

関橋 知己(せきはし ともみ)さん

一般社団法人シモキタ園藝部代表理事(3人いるうちの一人)。東京生まれ。2000年から下北沢在住。広告代理店、出版社を経てフリーランスのマーケティングプランナー兼、編集者・ライター。都会派の仕事中心生活を送っていたが、40代半ば過ぎから文化人類学や民俗学などに興味を持ち、その流れで植樹ボランティアを始めたのをきっかけに植物に突き動かされるようになる。寺子屋は内山先生と星野先達の対談を機に知って以来、時々参加してきた。

http://baohiraku.com/2023-12/


第9回(1月14日)

『「人間と自然の関係性」から自然災害との向き合い方を考える』

飛川 優(とびかわ ゆう)さん

2003年生まれ。東京都八王子市で育つ。中学2年生だった2017年に防災活動を始め現在まで継続。高校1年生の現代文の教科書で内山先生と出会い、その世界に引き込まれる。現在慶應義塾大学総合政策学部在学で、ソフト面でのアプローチによる防災について研究するゼミに所属。

第10回(2月18日)

「アジールとしてのヤギサワバル」

大谷剛志(おおたにごうし)さん

東京生まれ東京育ち。 大学卒業後、NPO法人WASEDA CLUBで大学スポーツと地域に関わる仕事をし、NPO法人モンキーマジックでは視覚障害者のロッククライミングの普及事業を行う。自身が運営する小学生のサッカークラブでは20年以上指導者として子ども達と関わっている。その後、茨城で農家手伝いをしたり、ヤギサワバルを開業したり、今はクロネコヤマトで朝5:00から働いたり。いろんな仕事を組み合わせて細々と生きている。

2015年度

第1回(4月4日) 樺島沙織さん
『多様な価値観の「受容の営み」〜精神障害を抱える人々の「存在」と「表現」の考察を通して〜』 

第2回(5月10日)杉原学さん
時間と空間と人間の関係について(仮)

第3回(6月7日)玉川光昭さん
『じゃあ私たちに何ができるんだろう』

第4回(7月5日) 谷口起代さん
『「健康」はどこにあるか ~博士論文「『共創』概念の研究 ― ヘルスプロモーションの思想と実践 ―」から~』

第5回(8月8日)梅田 晶子さん
文化の生態系
―人と自然のしあわせな関係性のために―

第6回(10月3日) 弓削田彰子さん
『現在のチベットから近代化を考える』

第7回(11月7日) 中瀬勝義さん
『お江戸観光エコシティを夢見て』

第8回(12月5日) 清田秀雄さん
『下町江東区で昆虫の生息環境を見続けて考えること』

第9回(1月9日) 弓削田彰子さん
『現代のチベット、そして彼らの仏教』

2016年度

第1回(4月2日) 依田真門さん
『半市場経済の働き方』

第2回(5月15日) 大澤正和さん
『私が考える「大衆」という視点 ~過去の大衆研究を紐解きながら~』

第3回(6月4日) 折原利男さん
『ドイツに学ぶ戦後処理と脱原発』

第4回(7月2日) 谷口起代さん
『心理療法における技術(テクニック)と場(フィールド)の関係についての一考察(仮)』

第5回(8月6日) 小林永照さん
『密教の世界観と現代について』

第6回(10月9日) 木舟辰平さん
『電力システム改革とこれからの日本社会』

第7回(11月12日) 添田直人さん
『こち亀と寅さんだけではない葛飾区――葛飾区の川、『綴方教室』の豊田正子の家族と男女関係について――』

第8回(12月10日) 杉原学さん
『「ヴァナキュラーな暦」としての自然暦〜現代における多様な時間と生き方の可能性〜』

第9回(1月14日) 久保田耕作さん
『道の行方、道路の未来を考える』

第10回(2月4日) 笹谷遼平さん
『「民藝」について』

2017年度

第1回(4月8日) 橋本大佑さん
『からだのなかの自然について』

第2回(6月3日) 小林永照さん
『青戸と延命寺の歴史について ~都市の片隅のあるお寺の一事例~』

第3回(7月1日) 吉田重治さん
『亀と暮らしながら、考えていること』

第4回(8月5日) 折原利男さん
『原発を葬った市民のスクラム-巻町住民投票をめぐって』

第5回(10月14日) 弓削田彰子さん
『今までの労働環境・これからの労働の世界』

第6回(11月1日) 杉原学さん
『なぜ私たちは「現在」を生きられなくなったのか 〜「時間の私的所有」の成立過程から考える〜』

第7回(12月9日) 小林英一さん
『私の仏教体験』

第8回(1月13日) 西村一郎さん
『東日本大震災の障がい者は今1~岩手県陸前高田市、宮城県女川町~』

第9回(2月3日) 西村一郎さん
『東日本大震災の障がい者は今 2 ~福島県南相馬市~』

2018年度

第1回(4月7日) 折原利男さん
『オランダ・フィンランドの社会と教育』

第2回(5月13日) 谷口起代さん
『「正しさ」に”居つく“をしない活動の地平を求めて(仮)〜「東日本大震災の障害者は今」1月2月の西村さんの問題提起に対する私なりの応答として〜』

第3回(6月2日) 依田真門さん
『世代間コミュニケーションと経験知の伝承』

第4回(7月8日) 塔嶌麦太さん
『再開発問題から考える商店街の価値』

第5回(9月16日) オリヤンハイ・ムルンさん
『開発と湖再生プロジェクト』

第6回(10月13日) 弓削田彰子さん
『修験道体験のご報告』

第7回(11月10日)杉原学さん
『「そんな生き方あったんや!」のこれまでを振り返って』

第8回(12月8日) 小林英一さん
『貧困の形』

第9回(1月12日) 古川さん
『風土×政策デザインの方法論―私たちの精神の古層に潜む「sense of local」を表出させる―』

第10回(2月2日) 笹谷さん
『馬についてー映画「馬ありて」を作り考えたことー』

2019年度

第1回(4月6日) 藤木隆宣さん
『地盤がないところにお寺を建てます』

第2回(5月19日)西村一郎さん
『アウシュビッツとフランクル』

第3回(6月9日)伊沢正名さん
『命が巡る「うんこはごちそう」』

第4回(7月7日)関朱美さん
『アフリカ、モザンビーク共和国から生き方を考える』

第5回(9月28日)三橋源一さん
『”忍者”を活用した、地域のあり方ー伊賀石川区にてー 』

第6回(11月9日)杉原学さん
『自殺予防と人のつながり〜時間論の視点から〜』

第7回(12月7日)小林英一さん
『「リニア新幹線」について』

第8回(1月11日)西村一郎さん
『日本のホームレス問題について考える』

第9回(2月1日)小林永照さん
『 話題提供として「伝統と文化」というテーマで ~御七日御修法出仕のご報告~』

2021年度

第1回(4月11日)

「時間と小説」

[ 後日視聴のチケットをご購入された方は、下リンクよりパスワードを入力のうえご視聴ください。]
http://baohiraku.com/20210411-2/

杉原学さん
1977 年、大阪生まれ。文筆家。専門は時間哲学。大学中退後、インドを1カ月間放浪。コピーラ イターとして広告会社 に就職し上京、5 年で退社。立教大学大学院にて博士前期課程修了、後 期課程中退。単著に『考えない論』、共著に内山 節編著『半市場経済』(第三章「存在感のある時 間を求めて」執筆)など。自殺予防に関する執筆、講演も。世界で最も 非生産的な会議「高等遊 民会議」世話人。かがり火 WEB 共同主宰。日本時間学会会員。


第2回(5月16日)

「現代の祈り 鬼滅の刃」

[ 後日視聴のチケットをご購入された方は、下リンクよりパスワードを入力のうえご視聴ください。]
http://baohiraku.com/2021-5-16/

弓削田彰子さん
1974年、東京生まれ。会社員。東洋大学インド哲学科卒業。新卒にてアパレル会社に就職する も転職。映画配給制作を手掛ける企業にて映画、演劇等の運営に携わり、その後は全く違う業 界である人材派遣業界へ再転職。社会人にて立教大学大学院卒。修士。現在はIT関連の請負 派遣等を行う会社でのんびり事務方をしております。


第3回(6月13日)

「私にとっての晋山式」

[ 後日視聴のチケットをご購入された方は、下リンクよりパスワードを入力のうえご視聴ください。]
http://baohiraku.com/2021-6-13/

藤木隆宣さん
1967年3月駒澤大学仏教学部卒業、
1967年4月~1968年3月永平寺安居(修行) 福井県立福井農林高校非常勤講師、財団法人全国青少年教化協議会、 友人と株式会社パンタカを経営、その後1982年に仏教企画を創立して現在に至る。 現在、社会福祉法人輝雲会理事長(保育園2ヶ所、児童養護施設1ヶ所を運営) 永正寺、日庭寺の住職


第4回(7月31日)

「被爆ハマユウの祈り」

[ 後日視聴のチケットをご購入された方は、下リンクよりパスワードを入力のうえご視聴ください。]
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西村一郎さん
1949年高知県生まれ。1970年〜2010年生協で働き、最後は生協総合研究所研究員。その後はフリーのジャーナリスト。






第5回(9月5日)

「都会のオアシス? 立石BASE281のこと」

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立石BASEのメンバー
2021年4月にコミュニティカフェ&多目的スペース「立石BASE281」をオープン。DIYで店づくりがされており、いい意味で運営もカッチリしていない。中心メンバーの井口 雄太さん、塔嶌 麦太さん、中西 優有子さん、井口 康弘さん、杉原 学さん。






第6回(10月3日)

「東日本大震災と遺体引き上げダイバー」

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矢田海里さん
ライター。慶應義塾大学総合政策学部卒。著書に「潜匠 遺体引き上げダイバーの見た光景」 (柏書房)イラク戦争下のアメリカを、人々に戦争の是非を問いかけながら横断した旅をした記録 を「アクロス・アメリカ」にまとめ「かがり火WEB」で連載。マニラの貧困地区の取材も続けている。






第7回(11月7日)

「先住民族×アーティスト・イン・レジデンス」

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井口康弘さん
芸術家・写真家。
2015年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。 20歳の頃から旅と写真がライフワークとなる。「先住民族」がひとつのテーマ。国内外での個展の 開催、アーティスト・イン・レジデンスへの参加多数。






第8回(12月5日)

「それぞれの修験道 – 内山節 名誉正大先達 授与のお祝い特別企画 – 」

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【発表者】 大槻レナさん・ 弓削田彰子さん
【会場から】清水恭子さん・田中保子さん・佐久間弘祐さん
【スペシャルゲスト】 田中利典さん
金峯山寺長臈/種智院大学客員教授/役行者霊蹟札所会顧問/宗教法人林南院住職/半僧 半X研究所所長・・・修験僧です!






第9回(1月16日)

『地域で動くことと、自分のやりたいこと〜小さな商店街「沖縄タウン」を舞台に〜』

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後藤裕子さん
地域クリエイター / 有限会社ビーネイチャー 事務局
山口県山口市生まれ。地元の大学を卒業後、上京。杉並区役所に入庁するも、3年で退職 し、グラフィックデザインを学ぶために専門学校に再進学。同時に、地域活動団体に参画 し、ワールドカフェを使った地域住民の対話の場づくりや、杉並区主催の地域活動スタート アップ講座の企画・運営、高校の授業サポートなどに取り組む。現在は、“地域クリエイ ター” と名乗り、『沖縄タウン』という商店街を拠点として、店主や地域住民との対話を大事 にしながら、新たな祭を立ち上げたり、学生と協働した企画を実施したりしている。フリーラ ンスでのデザイン業、有限会社ビーネイチャーのアルバイトとしての事務局も務める。






第10回(2月6日)

「つくることと見てもらうこと −六字映画にむかって」

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笹谷遼平さん
映画監督、六字映画機構主宰、寺子屋運営スタッフ 1986年京都府生まれ。学生時代か ら映画をつくりはじめる。東北の馬文化を追った記録映画「馬ありて」(2019年)、かつて 日本の山々に実在した漂白民サンカをモチーフにした長編劇映画「山歌(サンカ)」(4月2 2日からテアトル新宿にて公開が控えている)など。


2022年度 
第1回(4月10日)

「死との折り合い〜 難病で亡くなった父の死とどう折り合いをつけられるか〜」

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http://baohiraku.com/2022-4-10/

古瀬 正也さん
ワークショップデザイナー。ファシリテーター。1988年生まれ。埼玉県出身。長野県上田市在住。 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。学部生の頃、対話の手法「ワールド・カフェ」 に出合い、対話に関心を持つ。実践と研究を繰り返す中で、対話の場づくりの依頼が増えてきた ことをきっかけに2012年に独立。人が集い、出逢い、関わり合う場の設計と当日の進行役を行 う。これまでに中央省庁や行政、学校、企業、NPOなど様々な分野で、年間60本ほどのペースで 500回以上のワークショップや研修を実施。2020年から「対話に生きる」を軸に活動中。





第2回(5月15日)

「沖縄恩納村サンゴまん中の協同」

[ 後日視聴のチケットをご購入された方は、下リンクよりパスワードを入力のうえご視聴ください。]
http://baohiraku.com/2022-5/

西村一郎さん
1949年高知県生まれ。1970年〜2010年生協で働き、最後は生協総合研究所研究員。その後はフリーのジャーナリスト。

全国32の地域生協が参加し、沖縄県恩納村のモズクを商品化し利用している。そこでは恩納村漁協・生協・食品会社・恩納村が協同し、モズク商品の利用に応じた基金でサンゴの養殖を進め、すでに3万5000本を超えて豊かな里海創りに貢献している。これを教訓とし、地域の里山創りなど協同(ゆいまーる)の輪が村の中に拡がりつつある。こうした取り組みから共同体やその中でのアソシエーションの在り方、さらには復帰50年の沖縄の捉え方についても触れたい。





第3回 (6月12日)

「対話の時間」(発表者なし)

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第4回(7月3日)

「跡取り息子」を辞めて、そのままの自分で空海さんと出会いなおす
~送り出してもらって旅に出た、この一年間の報告もかねて~

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小林永照さん

1986年、東京の葛飾区のお寺に生まれ、跡取り息子として育つ。中学生の時に人とのかかわり方が分からなくなってしまい、それから長い間、孤独感を抱え続けてきた。大学卒業後は実家のお寺に副住職として就職。仕事をしながら、立教大学21世紀社会デザイン研究科にて、内山節先生のゼミで、日本の伝統的な共同体について学ぶ。僧侶としての自分と内面の自分の乖離に葛藤を抱えていたが、2021年に、跡取り息子として人生に区切りをつけ、旅に出た。現在は、大阪の西成に住み、釜ヶ崎(あいりん地区)の福祉アパートの管理人などの仕事をしながら生活中。





第5回(8月28日)

『週末だけの一坪本屋kamebooksのあれこれ』

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吉田重治さん

1972年生まれ。
社会保険労務士の個人事務所を営む傍ら、2017年3月11日、神楽坂一箱古本市に初出店してkamebooksの活動を始める。
各地の古本市などのイベントに出店しながら、2007年11月に「第1回西千葉一箱古本市」を主催。ZINEの製作などの活動も始める。
2020年10月より、古いビルのペントハウスを使用した週末のみの小さな本屋を営業中。
また、軒先や土手、路上でも本のある場所を作っています。





第6回(10月2日)

【 中野慶次郎さんのお話 ~釜ヶ崎にたどり着いて~ 】

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中野慶次郎さん(仮名)

1950年代、東海地域に生まれる。お父様が19歳の時に亡くなり、家の仕事を継がれる。仕事は順調であったが、バブル崩壊と共に大きな借金を背負う。その借金を理由に離婚。借金を返す為仕事を頑張るが、お母様が亡くなられたことと、保険金を目当てに殺されかける経験をして、故郷を離れる。その後、ガス関連の会社に就職するが、会社が理不尽なことをしていることが分かり、離職を選択。人間不信となり、四国のお遍路を歩く。その旅で、所持金がいよいよ無くなりかけていた時に、「大阪へ行けばなんとかなるよ」という僧侶のアドバイスから、大阪へ。2016年の2月に釜ヶ崎にたどり着く。

現在は、「若い人のために」と、あるゲストハウスで清掃のボランティアをしながら宿泊者と交流をしたり、学校へ行き学生さんに自身の経験を語る活動をされている。

慶次郎さんについて詳しくは・・・

ヨリドコオンライン
ルポシリーズ「中野 啓二郎さん」前編 
https://yoridoko-online.jp/feature/1227/
ルポシリーズ「中野 啓二郎さん」後編 
https://yoridoko-online.jp/feature/1255/
・・・にインタビュー記事が載っています。よければ寺子屋の前にご覧ください。

▼つなぎ役
小林永照

1986年に東京の仏教寺院に跡取り息子として生まれる。大学卒業後、実家の寺院に就職。(そのお寺で、2015年4月から2020年の8月まで、内山先生の寺子屋の事務局をした。)
僧侶である自分と、内面の自分との乖離に葛藤していたが、2021年の2月にお寺を離れ、旅にでる。現在は大阪の釜ヶ崎の福祉アパートで管理人の仕事をしながら、自分なりに幸せに生きていくことをゆっくりと模索中。
最近の楽しみは、日曜日に慶次郎さんの清掃の手伝をして、終わったあとにコーヒーを飲みながら煙草をくゆらすこと。





第7回(11月13日)

「東洋思想と私」

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永正寺開催 2022年度第7回 2022年11月13日

坂牛敬子(さかうしけいこ)さん

鍼灸師、あん摩・マッサージ・指圧師

北海道小樽市生まれ。小樽潮陵高校卒。青山学院大学仏文科卒。渉外法律事務所で合弁企業の契約書作成と秘書業務をしながら、日中学院、北京語源学院で中国語を学ぶ。過労から体調をくずしハリ治療に出会う。ハリのすばらしさに魅了され、治療家をめざす。東洋鍼灸専門学校卒。蓬治療所で4年余りの研修期間を経て独立。Barbara Brennan School of Healing(現在のフロリダ州単科大学)卒。太極拳を教え治療するクルーとしてピースボートに乗り、2度にわたり世界をまわる。東京阿佐谷にて治療室アーツを主宰。2015年より小樽との2拠点生活をはじめ、小樽でも治療を行う。

好きな言葉 「神は細部に宿る」

座 右 の 銘 「押してもダメなら引いてみな」





第8回(12月4日)

『ケアと生涯学習をアートで結ぶ活動 ―暮らしのステージでの実践― について』

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http://baohiraku.com/2022-12/

岡村正敏(おかむら まさとし)さん

・絵が好き!だとずっと思っていて東京造形大学に入学。大学生活は相変わらず絵が好きだと信じながら、いろいろ体験もしたくて演劇にもかかわる。

・初デートは何故か寄生虫博物館。

・毎週銀座や青山の画廊街を歩き回り、作家を質問攻めにして嫌われる。私にしてみれば絵を展示し表現し、ましてや作家が画廊に滞在しているのだから、対話を何故ちゃんとしないのか、では何故そこに作家がいるのか、作家は何を求めて制作し発表し表現しているのかが疑問であり、またそのような姿勢を不問のままにしている作家や、作家の権威となっている画廊制度や画壇制度、日本のアートワールド、美術大学に対する抗議でもあったのですが、まあ嫌われますね。

・そんなこともあり「何を表現するのかではなくて何故表現するのか」に関心があったので、卒業制作は「表現の自己否定」。卒業は主席でしたよ!←自慢!

・卒業後は居酒屋で働きつつ、家賃2万7千円の風呂なしトイレ共同のアパートで絵を描いていましたが、「何故表現するのか?」と共に「アートとは何か?」を哲学としてきちんと学び考えたく思い、日本大学通信教育部の哲学科に入学。学費が年間10万で一番安かった!

・卒業論文は「個人と実存」。個人の概念があいまいなまま使用されていることと、実存主義や実存哲学が、嫌いではないのですがあまりにも暗く重―く、あまりにも厳しいので、もっと軽やかで明るい実存を個人概念を再構築する事で発見でできないかと考えました。カントの『判断力批判』を軸とした考察でありました。

・通信教育の哲学科を卒業して、気が付けば居酒屋勤務も11年たっていました。そろそろちゃんと就職しなければと思い、介護の世界に踏み入りました。介護保険が導入されて間もない、介護職が希望の担い手としてみなされ、夢見ていた時代でした。グループホーム、特養、老健を経験する。いろいろあったな。心霊現象も体験したし。

・介護業界は14年過ごしましたが、思うところあり農業の世界に入る。

・コミュニティに関心を持つ。内山節氏の事を知る。寺小屋に顔を出す。今に至る。

・今思う事。私は長らく「絵を描くのが好き」なのだと信じていたけど、実はさほど好きではなかったんだなぁ・・・と思う。ちょっと寂しい。

・トレラン大好き!





第9回(1月15日)

『神仏習合(思想)・民衆思想を研究するということ』

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東海林克也(しょうじ かつや)さん

公益財団法人 中村元東方研究所 専任研究員

(神仏習合思想を中心に日本宗教文化論、『日本霊異記』、日本人の宗教観などの研究に従事している)

1986年、宮城県仙台市出身。國學院大學神道文化学部卒業、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程、同後期課程修了、博士(社会デザイン学)。学部卒業後、仙台東照宮へ奉職。その後、横浜市内の神社で助勤神職を経て現職。

主要論文

「神仏習合の願い」(博士論文)「日本における慣習的信仰の研究」、「日本における自然についての小考」、「『日本霊異記』上巻冒頭説話の存在意義と役割について」など。特に「日本における慣習的信仰の研究」は現在20,000件以上ダウンロードされており、日本の宗教観を研究する上での新たな基礎文献となりつつある。





第10回 (2月5日)

「『不登校児』だったわたしが居場所を見つけるまで」

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ただいま準備中です。

飯塚 真結(いいづか まゆ)さん


1991年の梅雨入り前、人形の町、埼玉県岩槻市(現・ さいたま市)にて誕生。

幼稚園〜20歳頃まで地元を離れず、親元で過ごす。

中学生時代、『優等生』から『不登校児』へ。

高校入学後、『起立性調節障害』になる。

日常生活もままならず、高校を退学する。

20歳で一念発起し、 アルバイトを始めてから長いフリーター時代を経験。

その間実家を出たり職を転々としながら生活する。

一昨年の夏、叔母の事業を手伝うために転職、引っ越し、 一人暮らしを始める。

緊急事態の大嵐を抜けて、現在残務整理に追われつつ、自分でも『 スイーツと感話の会』や、ネットでの『映画感想会』など、 小さなコミュニティ作りを始めつつ、叔母の活動領域にて、 お手伝い兼座敷童子として活動中。